東北キャンピングカーショー 2017

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外から見ただけじゃわからない!キャンピングカーの「ホントのところ」

写真:キャンピングカージャーナリスト 渡部竜生

キャンピングカージャーナリスト 渡部竜生

街中やサービスエリアなどでひんぱんに見かけるようになった、キャンピングカー。

「車内で寝泊りできる車」「ベッドやキッチンがついている車」など、おおよその概略はわかるものの、詳しい「中身」についてはよくわからない、という人が多い。装備の使い心地は?使い勝手は? 停車中の照明や冷暖房は…?はたまた、ベッドの寝心地は…?などなど、いざ「使う身」になってみれば気になることはたくさんある。

キャンピングカーは、家と同じである。走っている間は確かに車だが、ひとたび宿営地に停止すれば、そこが生活空間になる。その中で着替えをし、食事をし、睡眠をとる。暑さ・寒さを防いでくれること、外の音が適度に遮断されて静かであること。さらには、ストレスなく生活できる『間取り』であるかどうか、も、重要なポイントだ。

そんなこんなの「外から見ただけじゃわからなこと」を確認する絶好のチャンス、それがキャンピングカーショーだ、というわけだ。

キャンピングカーの写真

もちろん、一番いいのは、レンタカーなどでキャンピングカーを借りて、実際に使ってみることだが、実際の車を詳細に見て、比較研究するだけでも、大いに参考になる。

ショーに行って車を前にしたとき、一体どこを、どう見ればいいんだか分からない、という人も多いと思う。そんな人に私がいつもお話するのは、「その車に一泊、自分が泊まってみることを想像してみてください」ということ。

自分は、どこに寝るだろうか。子供は、どこに寝かせるだろうか。夜は、お酒を飲むかもしれない。酔いつぶれる前にベッドは展開しておくべきかな?冷蔵庫のサイズは、足りそうか?…etc.

こうした「妄想シミュレーション」に慣れてくると、車同士の違いがはっきりと分かるようになってくる。自分に合う車のスペックが、おぼろげながら見えてくる。

そうやって考えれば、最近流行りの「車中泊仕様」の乗用車とキャンピングカーとが、まったく別物であることも分かるだろう。

子供の写真

TVや雑誌などで最近よく話題に上る『車中泊』という言葉。広義の意味ではキャンピングカーに宿泊することだって『車中泊』なのだが、世間一般では、普通車に工夫をして宿泊することを『車中泊』と呼ぶことが多い。

カー用品店に行ってみれば、あると便利な車中泊グッズが百花繚乱。専用のコーナーが出来ているほどだ。ただ、いくらグッズを駆使し、工夫を凝らしてみたところでキャンピングカーの快適さには敵わない。

キャンピングカーは中で立って歩くことができる。ベッドだって「寝るため」に作られているので、快適さは数段上だ。普通車で車中泊を楽しむ場合、椅子やシートを「フルフラットモード」にしてみても、本来は座るために設計されたものだから、段差や隙間が生じるのは致し方ない。キャンピングカーは「平坦なベッドスペースを備える」ことが法律上でも求められているのだ。

 せっかくのキャンピングカーショー。どうせならあちこち覗いて、体験して、話を聞いてみよう。そして、「妄想」という「シミュレーション」を楽しもう。

やがて、あなたの中で「見る目」が磨かれていくはずなのだ。

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